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今もですが、独身時代はとにかく旅行が大好きで、海外旅行はもちろんよく行ってはいましたが、自分の住んでいる国、日本について何も知らないではないかということに気づき、国内旅行にハマった時期がありました。

そこで、私はまず19歳の時に足を踏み入れたことのない四国を周遊しようと決めました。
ただ、この時期というのは、私は留学をしようと決めていて、大学に通いながらも毎日バイトに明け暮れていたので、無駄なお金はありませんでした。
どうやったら最低限のお金で四国へたどり着けるのかを考えたところ、高速バスが頭に浮かびました。

JRのみどりの窓口で四国(行きは高知まで行きました)へ行く高速バスのチケットを手に入れました。
その値段、なんと片道5000円以下でした。
一般的な値段だと今では7000円はくだらないと思いますが、学生だったということもあり、学割が利いたので、往復でも1万円足らずで東京と四国間を往復できました。

この東京から四国までの高速バスがとても快適だったのです。
出発した時間は夜中の22時頃で、四国に着くのは早朝でした。
ちなみに高速バスというのはこういったタイムスケジュールパターンが多く、あまりにも早朝に着くと、現地のお店はどこも開いていないということがよくあります。

高速バスの中の座席の配列は1席あって通路を挟んで2席あるタイプで、最初は指定された席通り、友人と隣同士で2席くっついて座っていました。
ところが、新宿から出発して、その後もいくつか高速バス停留所に停まったのですがほとんど人は乗ってきません。

ということで、私たちは1人2席ずつ使ってくつろいでいました。
高速バスの揺れ方もとてもスムーズでガタガタすることなく、誰もいびきをかく人はバス内にいなかったので、私たちはお互いリクライニングシートを最大まで倒してぐっすりと眠ることができました。

そして、早朝目が覚めてパッと窓を開けてみると、なんと瀬戸大橋ではありませんか。
実は小さい時のお土産で瀬戸大橋の写真の下敷きをもらったことがあり、まさにその実物を目の前で見れてものすごく感動したのを覚えています。
一眼レフカメラを持って気合を入れて旅行に挑んだ友人も瀬戸大橋をバシャバシャと車内から撮影していました。

瀬戸大橋を渡って四国に着いたのは朝の5時頃です。
あまりにも早すぎて先述したように店が何も開いていなかったので駅周辺をぶらぶらしていました。
そんな余力があるほど高速バスではゆっくりできました。