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私は体が大きいので、一人掛けや二人掛けのシートだとかなり狭く、いつも非常に辛い思いをしながら路線バスに乗っています。路線バスではないですが、高速バスの4列シートも窮屈で苦手です。私だけではなく、体が大きい人は、みな同じ思いをしているのではないでしょうか。

むかしは三方シートのバスが走っていることは珍しくなく、むしろ当たり前なくらいでしたが、今では私の住んでいる地域では全く見かけなくなりました。むかしは地方の路線バスは二人掛けシート、大都市の路線バスは三方シートが普通でしたよね。現在の都会の路線バスは最後部のみ三方シートで、その他は一人掛けや二人掛けが大半です。

空港内を走るランプバスは、今でも三方シートですよね。数年前までは、北海道稚内の宗谷バスや大阪市営バスなどで三方シートのバス車両が使われていたようですが、今でも走っているかは不明です。

路線バスに乗るたびに辛い思いをしているので、三方シートのバス車両が復活してくれたら嬉しいのですが、少なくなったのにはなにか理由があるはずです。ちょっとネットで調べてみたのですが、三方シートのバスが少なくなった主な理由は、安全上の問題だそうです。三方シートはバスが急に動いたり止まったりした際に、安全な姿勢を保つことが難しいから、という安全上の問題が理由の一つのようです。

バスは電車に比べると大きく揺れるうえにブレーキの利き方が強いので、三方シートに横向きに座っているときに急ブレーキが掛かると、大きく横に体が振れてしまいます。前向きに座る一人掛けや二人掛けシートなら、急ブレーキが掛かっても大きく横に体が振れることはないので安全、という理由から三方シートのバスが少なくなったそうです。

そのほかの理由は、最近の路線バスは床が低くなっていて、ホイールハウスの張り出しや後部にあるエンジン部分のでっぱりが従来のバスに比べて大きいので、三方シートが設置できないからだそうです。

そのほかに三方シートが減って一人掛けや二人掛けシートが増えた理由は、ほかの乗客に気兼ねなく座れること、立っている乗客が吊り革につかまりやすいからだそうです。一人掛けシートでは、足を大きく広げて座ることができないので、ほかの乗客に迷惑が掛からないという理由もあるようです。

このような理由があるのなら、三方シートのバス車両が少なくなったことはしょうがないとは思いますが、せめて混合シートのバス車両を増やして欲しいですね。